3歳児頃になると、外の世界との交流も活発になり、その際「うちの子、他の子よりわがままだな」「社会性が低いな」と心配になるママもいるかと思います。

そこで今回は、3歳児の発達段階や、発達障害の特徴、お子様のわがままや社会性の低さが発達障害によるものかを見分けるポイント、その後ママはどうするべきかを簡単にお伝えします。

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3歳児の特徴:運動機能や心の発達は?

心身ともに発達著しい3歳児。運動面と心の面ではどういった特徴がみられるのかをお伝えします。

3歳児の特徴:運動機能面の発達段階

バランス能力が向上し、短時間なら片脚で立てる

手を使わずに階段を昇ることができるようになる

走ってきて急に止まったり、方向転換ができるようになる

靴を一人で履けるようになる

ハサミが使えるようになる

◯と□を描けるようになる

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3歳児の特徴:精神機能面の発達段階

おままごとなどで大人の真似をしながら、生活経験を遊びに再現できるようになる

簡単なゲームであれば、ルールに従って楽しめるようになる

かんしゃくを起こすことが減り、大人の説明によって気持ちを自制することができるようになってくる

もちろん個人差はありますが3歳になると、概ねこれらの行動がみられるようになります。

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3歳児の特徴と発達障害:発達障害とは?

先ほど、3歳児の特徴や発達段階についてお話ししました。

お子様の中には「うちの子、発達が遅れているかも」と感じたママもいるかもしれません。

お子様の成長は千差万別ですが、その中には発達障害である可能性も考えられます。

では、そもそも発達障害とはどういった定義や症状があるのでしょうか。

「発達障害」とは、ごく軽度の脳機能の発達上の障害であり、脳の発達段階でダメージが加わり、発達の不均衡が生じます。

その結果、脳機能にわずかな不具合が生じ、日常生活に支障が起きるのです。

ここで注意したいのが、発達障害は脳機能の問題であって、決してしつけや個人の性格によるものではないということ。

ですから、発達障害の子に対しては家族や周囲の人が障害の本質を知り、それをその子の個性と捉えて配慮をすることが大切となります。

先ほどお話しした「脳の発達段階でのダメージ」には、虐待やいじめなどのストレスなどの環境要因や、遺伝的な要素も関わるとされています。

発達障害の種類として昔から言われているものでは、「視聴覚障害」「脳性麻痺」「知的障害」「てんかん」「自閉症」があり、現在の医学での主な診断名としては「広汎性発達障害」「アスペルガー症候群」「注意欠陥型多動性障害」「学習障害」があります。

主な症状を簡単にご説明します。

発達障害①自閉症

・周囲の人と交わることがなく、発語が少ないかおうむ返しをよく行う。
・物事へのこだわりが強く、人より物に興味がある。

発達障害②アスペルガー症候群

・好きなことへは熱中するが、興味がないと集中できない。
・話し相手を無視した一方的な話し方をする。
・聴覚や視覚、触覚が極端に過敏・鈍感なことが多い。

発達障害③注意欠陥性多動性障害(ADHD)

周囲の状況を考慮せず、自分の感情をストレートに噴出させる(衝動的で、わがままと捉えられることも)

気が散りやすく、ジッとしていることができない

発達障害④学習障害(LD)

全般的な知的発達の遅れはないが、読む、書く、聞く、計算するなどの学習能力のいずれかが低い(3歳児の時点では気づかれないことが多い)。

上記が、主な発達障害の症状です。

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3歳児の特徴と発達障害:このわがまま、社交性の低さは発達障害?見分け方は?

3歳児くらいの年齢での発達障害の特徴はいくつかあります。

☑3歳まで意味のある発語がない
☑兄弟や同年代の子と一緒に遊ばない(社会性が低い)
☑読んでも振り向かない
☑同じ本やテレビを繰り返し見る、行動に一定のパターンがあり、それができないと癇癪を起こす
☑あやしても反応がない
☑だっこを嫌がる
☑目を合わせない
☑集中力が続かない
☑衝動的な行動を起こす

上記の内容は複数の発達障害の症状の一例です。

発達障害は複数の障害が重なっていることが多く、いくつか当てはまるお子様もいらっしゃいます。

お子様が内気な子であったり、積極的な子であったりと個人差はもちろんありますが、明らかに同じ3歳の子よりわがままが強い、社会性が低い・・・などと感じる時は、一度専門医に相談に行くことをおすすめします。

また、症状によっても専門の分野は異なり、身体症状が強い時は小児科、情緒面の問題が気になるときは小児神経科・児童精神科が専門になります。

児童精神科が近くにない場合は、大学病院や総合病院の精神科が適当です。

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3歳児の特徴 発達段階における障害は?わがままや社交性について…まとめ

今回は3歳児の発達段階や、発達障害の特徴などについてお伝えしました。

お子様のわがままが多かったり、社会性が低いとママは心配になりますが、心配や不安な感情をもったままでは親子共々良い影響は与えません。

気になることがあれば、3歳児検診の時に医師に相談してみたり、早めに専門医の判断を仰ぐことをおすすめします。

また、もし発達障害であったとしても、発達障害の子には「特定分野への興味が強く、才能が開花しやすい」「真面目で勤勉」「超人的な行動力」「豊かな感性や、発想力がある」など、素敵な面がみられます。

障害もその子の個性であると周囲の方が理解し、早い段階からサポートしていける環境を作りたいですね。

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