1〜2歳児までは発達のスピードはそれぞれで、特に言語面ではばらつきがあったかと思います。

3歳児になるとお話が上手になってきますが、その目安はどの程度なのでしょうか?



また、発音が不明瞭であったり、どもりがあったりする子もみられ、心配になる方もいるのでは?



そこで今回は3歳児の言葉の目安や発音の不明瞭さやどもりの原因や対処法についてお伝えします。

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3歳児の言葉の目安は?平均的な言葉の発達状況!

3歳児になると名前や年齢などの簡単な質問に答えることができるようになります。

また、語彙力が向上し、「ホットケーキふわふわして美味しいね」などの3語以上の文を作って話すことができるようになります。

同時に様々な概念が形成される時期でもあり、時間の概念を理解が進むと、「おはよう」「こんにちは」といった時間に対応した挨拶を行えたり、「昨日◯◯食べた」などのお話もできるようになってきます。

数字の概念も理解できることで、1〜5程度の数字であれば数えることもできるようになるでしょう。

加えて、「果物」「乗り物」といった上位概念も形成されていくので、「リンゴやみかんは果物の仲間」といった言葉のまとまりも理解できるようになるでしょう。

3歳児は自我の芽生えとともに、周囲への関心も強くなっていく時期。

特にママやパパの言葉使いから大きく影響を受けますので、ママやパパは今一度ご自身の普段の言葉使いを見直すと良いですね。


また、上記の内容はあくまで目安であり、生活環境や、本人の興味の有無で発達状況は変わってきます(例えば乗り物が好きなので、乗り物の名称はたくさん覚えているが、数字の概念は今ひとつ・・・など)。

そのため、お子様それぞれの得意な面を見つけながら、少しずつ言語能力の向上を促せるようにしたいですね。

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3歳児の言葉の目安は?発音の不明瞭さやどもる時の原因は?

先ほど、3歳児は言語面での発達が著しい時期とお話ししましたが、中には「うちの子は言葉が出てくるのが遅い」と感じているママ・パパもいらっしゃるのではないでしょうか。

言葉の遅れの一つの原因として、「構音障害」というものがあります。

発音の仕方が、3歳児で期待される段階に達していない状態で、発音が不明瞭であったり、発音できない音があるといった場合、原因は口蓋裂など、発声の為の器官の形態の異常がある場合と、器官の形態そのものは正常でも、舌の使い方の未熟さによるために起こる場合があります。

2歳児までは上手く話せないのが当たり前なので、「構音未熟」と表現されますが、発音が身につく年齢になっても上手く話せない場合は「構音障害」と呼ばれます。

また、話すときに「ぼぼぼぼくは・・・」などとどもってしまう子もいらっしゃるのではないでしょうか?

この「どもり」は正確には「吃音」と言い、2〜5歳頃に始まる子が多く、特徴としては、

□言いやすい言葉とどもりやすい言葉がある

□長く話せば話すほど、どもりやすくなる

□どもりには波がある(どもらない時とどもりやすい時がある)

□歌っているときや、皆で音読している時等は吃音は出ない

□からかわれたり、緊張すると悪化し、ほめられると軽減する


・・・といった特徴があります。

この吃音の自然な回復率は、男の子の場合、発症後3年で6割、女の子の場合は8割が回復すると言われています。



吃音は約4割のお子様が「ある日突然始まった」というデータがあり、明確な原因というものは解明されていないのが現状です。

一昔前には「親の躾が厳しすぎたせい」「親の愛情が足りなかったせい」といわれることもありましたが、

最新の研究データでは、言語機能が高いお子様が吃音を発症しやすいというものもあることから、仮説としては「子供の言語発達の急激な時期にたまたま生じる副産物である」と言われています。

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3歳児の言葉の目安は?発音が不明瞭・どもる時の対処法は?

発音が不明瞭であったり、どもりやすいお子様への接し方としては、日常会話の中で無理にどもりを是正しようとせず、ママ・パパがしっかりとお子様のお話を聞くことがとても大切です。

お話の内容に注目し、内容が伝わっていることを褒めたり、言語面以外での良い部分に目を向けてポジティブな声かけを行い、お子様の自己肯定感を高めていくことが大切になります。

また、保育園や習い事に行っている場合は、お子様の発音の状態やどのように対応してほしいかを事前に理解してもらうように話し合いを行うと良いでしょう。

そして、対処法がわからない場合や、周りに相談できる方がいない場合などは言語聴覚士(ST)がいる病院や施設に相談に行くことをおすすめします。

こども病院や療育センターなど各県により異なりますので、各県の言語聴覚士のホームページで検索し、問い合わせてみると良いでしょう。

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3歳児の言葉の目安は?発音や不明瞭 どもる時の原因と対処法他 まとめ

今回は、3歳児の言葉の発達の目安から、3歳児になっても発音が不明瞭な場合や、どもり(吃音)がある場合の原因や対処法についてお伝えしました。

言語能力の発達が著しい3歳児になると、周りのお子様との発音の違いや、会話をする時のどもりが明確になり、心配になることも多いと思います。

しかし「周りの子と違う」というのはお子様自身も感じるはず。

そんなお子様を安心させ、健やかな成長を促すためにも、今回の内容を踏まえた接し方や、専門機関への早めの相談を行い、周囲の理解を得ながら育てていけると良いですね。

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