赤ちゃんを授かり、幸せ気分な妊娠初期の方に現れてきた寒気や頭痛、腹痛、下痢、吐き気・・・。

「いわゆる妊娠初期症状なんだろうけど、こんなに体調が悪くて流産とかの心配はないのかな?」と不安になる方もいらっしゃるはず。

そこで今回は妊娠初期の寒気や頭痛、腹痛、下痢、吐き気の症状の原因や流産との関係性をお伝えします。

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妊娠初期の症状は?

妊娠初期にはホルモンの変化や、胎盤が未完成であることから、体調にも変化がでやすい時期です。

妊娠初期に多くの妊婦さんが経験されている症状として、吐き気や胸の張り、下腹部の違和感(チクチクや鈍痛)、強い眠気、おりものの変化、少量の出血、匂いに敏感になる、飲食物の好みの変化、疲れやすくなった、風邪のような症状(熱っぽい/寒気がする、頭痛がするなど)、下痢・・・といったものが挙げられます。

ただし、こういった症状が出る方と出ない方どちらも一定数いらっしゃるので、「でていないから異常」ということではありませんので、過度に心配はしなくても大丈夫ですよ!

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妊娠初期の症状:寒気、頭痛、腹痛、下痢、吐き気・・・原因は?

先ほどお伝えしたように、妊娠初期には様々な身体症状がみられるようになります。

その原因としては妊娠による体の著しい変化によるものがいくつか挙げられます。

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妊娠初期の症状:寒気の原因は?

原因①基礎体温の変化によるもの

妊娠初期での寒気の原因として考えられるのは、基礎体温の変化によるものです。



基礎体温には「低温相」「高温相」があり、生理周期に伴って交互に変動するのですが、妊娠すると高温相が継続し、体温が0.3〜0.5度ほど上昇します。


そのため、自分の体温と外気温の差が大きくなることで、寒気と感じやすくなることが原因として挙げられます。

また、妊娠によって女性ホルモンの分泌量が変化することで自律神経のバランスが乱れ、体温調節機能も乱れてしまうことも一因と考えられています。



原因②貧血によるもの

先ほどの基礎体温の変化に加えて、妊娠すると母体は胎児へ循環させる分の血液も必要になる為、循環血液量は増加傾向にあります。

このときすぐにヘモグロビン量も増える訳ではないので、相対的にヘモグロビンは減ることとなり、薄い血液となります。

そうなると貧血状態になりやすく、身体は酸欠の状態になりやすので、寒気を感じやすくなると考えられています。

他に食欲不振や、疲れやすさ、動悸、頭痛、めまいなどの症状もみられるようになります。

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妊娠初期の症状:頭痛の原因は?

頭痛の原因としては、ホルモンの変化によるものや、妊娠による貧血の影響、また悪阻での体調不良や仕事のストレスなどから自律神経が乱れた結果、頭痛に繋がっていることも考えられます。

頭痛が起きてしまった場合は、濡れタオルなどで冷やしたり、暗くした部屋で安静にするなどすると、拡張した血管が収縮し、頭痛が軽減することもあります。

あまりに酷い場合は、産婦人科で相談する必要があるでしょう。

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妊娠初期の症状:腹痛・下痢の原因は?

妊娠初期には下腹部痛がみられることも多々あり、原因としては子宮が大きくなる過程での子宮収縮によるものや、子宮が大きくなる過程での円靭帯という子宮を左右から固定する靭帯が引っ張られることによる痛みが考えられます。

痛みとしては「チクチクしたような痛み」「鈍痛」と個人差があるようです。

また、下痢の症状があらわれる方も一定数いらっしゃいます。

下痢については、女性ホルモンの変化からくる自律神経の乱れによるものや、仕事でのストレスによるもの、冷えによるものや、貧血の治療をしている妊婦さんであれば、鉄剤の副作用として下痢となっている場合も考えられますので、主治医に相談する必要があります。

特に妊娠初期は吐き気も伴うことが多く、下痢もしていると脱水状態になりやすいですので、早めに病院を受診し、原因を知る必要があるでしょう。

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妊娠初期の症状:吐き気の原因は?

妊娠初期症状として代表的なのが吐き気であり、多くの方は妊娠5〜6週から妊娠12〜16週まで継続し、中には臨月まで継続するという方もいます。

全体の50%程度の妊婦さんが経験する吐き気ですが、原因については実はよくわかっていません。

女性ホルモンの変化により、腸の活動が低下することが原因という説や、精神的なストレスが吐き気を強くさせるとも言われています。

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妊娠初期の症状:寒気、頭痛、腹痛、吐き気・・・流産の可能性はあるの?

妊娠初期は、流産が起こりやすい時期です。

流産は、多くが妊娠4ヶ月(妊娠15週)までの起こると言われ、全体の約15%の確率で起こり、このうち妊娠12週目までの流産は流産全体の約80%にのぼると言われています。

妊娠初期の流産はほとんどが胎児の染色体異常などによるものです。

母体側のトラブル(子宮の異常、黄体機能不全、感染症など)も原因として歯考えられますが、それは稀です。

流産の症状には個人差がありますが、先ほどお話しした妊娠初期症状が出ている妊婦さんの場合、それらの症状がある日急になくなったり、お腹の強い張りが続く、強い腹痛とともに不正出血がみられたりした場合は、早期流産の可能性も考えられますので、早めに産婦人科を受診されることをおすすめします。

妊娠初期の寒気と頭痛 腹痛 下痢 吐き気による流産の可能性は?まとめ

今回は妊娠初期によくみられる症状の中でも不快感が強く、心配になる症状(寒気、頭痛、腹痛、下痢、吐き気)に関しての原因についてお伝えしました。

多くが、妊娠の過程による貧血や女性ホルモンの変化等による症状です。

特に働いている妊婦さんはこういった症状が続くと仕事への支障も出てしまい、さらにストレスも溜まりやすくなり、症状の悪化に繋がる恐れもありますので、辛いときは主治医へ相談し、症状緩和への治療をしてもらうことも大切です。

まだまだ流産の多く発生する時期ですので、体を大切に妊娠生活を送ってくださいね。

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