妊娠初期は体が急激に変化していくので様々な症状があらわれるので、驚き、不安になる妊婦さんも多いはず。

特に腰痛や、下腹部の鈍痛やチクチク、ズキズキとした痛みは赤ちゃんの成長に問題があるのかと不安になることもあるはず。

そこで今回は、妊娠初期の鈍痛やチクチク・ズキズキとした痛み、腰痛の原因や対策についてお伝えします。

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妊娠初期の下腹部痛の特徴・原因は?鈍痛、チクチク、ズキズキとした痛みの違いはあるの?

妊娠初期には様々な症状がみられますが、その中でも下腹部痛を感じた妊婦さんは多いと思います。

痛みの質としては、「チクチク」「ズキズキ」「下腹部全体に鈍痛」などと様々な表現がされており、痛む場所も下腹部の、左側や左下、左右、恥骨のあたり・・・などと個人差があります。

この妊娠初期の下腹部痛の原因としては、妊娠により子宮が大きくなっていくことでの、子宮を支えている円靭帯という組織が引っ張られることによる痛みや、女性ホルモンのバランスの変化により胃腸の活動が低下することから、便秘がちになり、腸が膨張することでの鈍痛などが影響すると考えられています。

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妊娠初期の下腹部痛の特徴は?腰痛もみられたりする?その原因・対策は?

これまで、妊娠初期の下腹部痛についてお話ししました。

妊娠初期には、下腹部痛以外にも様々な症状がみられやすいですが、その中でも、妊娠初期から出産までを通してよくみられるマイナートラブルの一つ、腰痛についてもお伝えします。

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妊娠初期の腰痛!原因は?

妊娠初期からみられる腰痛については、いくつか原因が挙げられています。

まず一つ目は、「リラキシン」というホルモンの作用によるもの。

リラキシンは妊娠初期と妊娠後期に特に多く分泌され、出産に向けて関節(特に骨盤帯)を緩める作用を持っています。

そのため、恥骨の結合部分や、仙腸関節などの骨盤帯の関節が開きやすくなるため、腰への負担が増え、腰痛が起きやすくなるのです。

ちなみに、このリラキシンの分泌は妊娠10週頃にピークになった後、妊娠24週頃まで緩やかに減っていくので、妊娠中期には腰痛は軽減しやすいと言われています。

しかし、妊娠週数が進んで子宮が大きくなると、お腹を支える為に姿勢が反り気味になりやすく、腰に負担がかかります。

そして妊娠後期には再び出産に向けてリラキシンの分泌が増えるので、さらに腰痛になりやすい状態になるのです。

妊娠初期に腰痛になりやすい原因の二つ目は、運動不足による血行不良が考えられます。

妊娠初期は悪阻などによる体調不良がみられやすく、妊娠前と同様の運動を行うことは困難になりがちです。

また、一日中横になって安静にしていると血行不良になりやすく、その結果筋肉が凝り固まることで腰痛に繋がっている例も考えられます。

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妊娠初期の腰痛!対策は?

妊婦さんの多くが悩まされる腰痛、その対策もいくつかあります。

【対策①】軽い運動

悪阻が酷くなければ無理のない範囲で運動を行い、腰部の血流を促しましょう。

軽いストレッチや、近所のウォーキングなどがおすすめです。

【対策②】姿勢に気をつける

これは妊娠初期から後期まで言えることですが、妊娠中は関節が緩んだ状態なので、猫背であったり、足を組んだり、仙骨座り(滑り座り)をとると骨盤のゆがみや腰痛に繋がりやすくなりますので、日頃から姿勢に気をつけたいものです。

【対策③】腰部を温める

浴槽に浸かって全身の血行を促進することも良いですね。

ただし、浴槽に長時間浸かると副交感神経が優位になり、吐き気が助長されやすくなることもありますので、浸かるのは短時間がおすすめ。

吐き気が強い方はホットタオルを腰部にあてるのも良いでしょう。

【対策③】骨盤ベルトを着ける

有名なものでは「トコちゃんベルト」などがあり、緩んだ骨盤帯を締めてくれるのが骨盤ベルトです。

こちらは妊娠初期から後期まで使えますので、用意しておくと役立つでしょう。

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妊娠初期の下腹部痛の特徴は?腰痛や鈍痛 チクチクズキズキの違いは? まとめ

今回は妊娠初期によくみられる下腹部痛や、妊娠中に多くの妊婦さんが悩まされる腰痛の原因や対策についてお伝えしました。

体調が安定しない妊娠初期に腰痛やチクチク、ズキズキとした下腹部痛は不快で不安なもの。

その原因の多くは妊娠による体の急激な変化に由来するものですので、過度に心配せず、できる限りリラックスして妊娠生活を送れると良いですね。

ただし、急激な強い下腹部痛や出血を伴っている場合は別の疾患や流産の可能性も考えられますので、そういった場合は早急に病院を受診することをおすすめします。