生理かと思うサラサラの鮮血や、生理痛のような痛みや腰痛がある場合でも、妊娠していることがあるのをご存知でしょうか?

また、妊娠がわかった後も妊娠初期に鮮血がみられる場合や下腹部痛、腰痛がある場合も。

そこで今回は妊娠初期のサラサラとした鮮血や、生理痛や腰痛のような痛みの原因や、注意が必要な場合などについてお伝えします。

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サラサラの鮮血と生理痛のような痛み、腰痛・・・これは生理?それとも妊娠?

妊婦さんや先輩ママの中には、「生理みたいなサラサラの鮮血と生理痛や腰痛があったから、生理だと思っていたら妊娠していた!」といった体験談も聞かれます。

実は、妊娠初期症状と生理時の症状は重複する部分もあるのです。

妊娠初期、特に生理予定日と近い妊娠4週頃は「着床出血」というものがみられることがあります。

着床出血とは、受精卵が子宮内膜に根をおろす際にわずかに子宮内膜が損傷することでみられる出血のこと。

この出血は全ての方にみられるものではなく、みられた方でも「サラッとした少量の鮮血」というパターンや、「茶色いおりもの」というパターンもあり、出血自体も1日のみ、または2〜3日続いたという方まで様々ですので、この出血がないからと言って異常ではありませんのでご安心を。

その他に妊娠初期にみられやすい出血としては、子宮が大きくなる過程で毛細血管がわずかに損傷した際にみられたものが考えられます。

なお、子宮が大きくなる過程で子宮に付着している円靭帯という組織が引っ張られることで下腹部痛がみられることがあり、この痛みを生理痛と勘違いする方もいらっしゃるようです。

加えて、妊娠すると女性ホルモンのバランスの変化により胃腸の活動が低下することから、便秘がちになり、腸が膨張することでの鈍痛などが影響すると考えられています。

腰痛に関しては、妊娠初期から分泌される「リラキシン」というホルモンの作用によるものが考えられます。

リラキシンとは妊娠初期と妊娠後期に特に多く分泌され、出産に向けて関節(特に骨盤帯)を緩める作用を持っています。

そのため、恥骨の結合部分や、仙腸関節などの骨盤帯の関節が開きやすくなるため、腰への負担が増え、腰痛が起きやすくなるのです。

ちなみに、このリラキシンの分泌は妊娠10週頃にピークになった後、妊娠24週頃まで緩やかに減っていくので、妊娠中期には腰痛は軽減しやすいと言われています。

上記のように、生理時の症状と妊娠初期の症状は、機序は異なっていても、似ている点が多いのです。

そのため、妊娠初期の行動に後々悔やむことのないよう、妊娠の可能性がある方は日頃から基礎体温をつけておくと早期から変化に気付くことができるかと思います。

では、妊娠が分かった上でサラサラとした鮮血がみられた場合・・・妊娠初期は不正出血がみられやすい時期ですが、中には注意が必要な出血もあるのです。

妊娠初期の少量出血でも鮮血の注意点は?4週5週6週7週8週目他

次はその点についてお伝えします。

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妊娠初期の出血!サラサラの鮮血だった場合に考えられることは?

妊娠初期はまだまだ不安定な時期。

妊娠初期の出血では注意が必要な出血もありますのでお伝えします。

☑妊娠初期に注意が必要な出血:子宮外妊娠

こちらはまだ産婦人科を受診していない時点に考えられる原因です。

子宮外妊娠で最も多いのが卵管で、妊娠超初期は特に症状はありませんが、発育が進むと卵管が破裂してしまうこともあり、早急な治療を要します。

鮮血がみられ、強い腹痛を伴う場合は早急に受診しましょう。

☑妊娠初期に注意が必要な出血:流産もしくは切迫流産

鮮血に強い腹痛を伴う場合、流産や切迫流産も考えられます。

出血の量の目安としては、生理2日目以上程度の大量の鮮血(中には少量の出血だったという方や、出血自体なかったという方もいます)がみられます。

そもそも妊娠初期は流産の確率が高く、全体の約15%に起こるとされており、特に妊娠12週頃までに全ての流産の約80%が起こるとされ、この時期の流産は胎児の染色体異常や奇形によるものが原因なので、避けられるものではなく、治療法もありません。

そして切迫流産というのは胎児が子宮内に残っている状態で、流産の一歩手前である状態です。

妊娠12週までの切迫流産の方も、有効な薬剤はないと考えられており経過観察で対処することになります。

そのため、基本的に医師からは安静にすることを指示されるでしょう。

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妊娠初期の出血!サラサラの鮮血時の生理痛や腰痛の違いは?まとめ

今回は妊娠初期のサラサラとした鮮血がみられた場合や、それに伴って生理痛のような痛みや腰痛がみられる原因などをお伝えしました。

妊娠初期の下腹部痛がなくなるのはいつまで続く?生理痛や便秘との違い他

妊娠初期は悪阻や胸の張り、熱っぽさなど、様々な症状が出てくる時期で、心身共に不安定になりやすくなるもの。

これらのマイナートラブルの原因などを把握しておくことで、精神的なストレスを少しでも軽減できるはず。

楽しい妊娠生活を送れますように!

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