妊娠初期の出血はとても不安になってしまうはず。



しかし、妊娠初期は出血が比較的起こりやすい状態。



そして出血の症状の中には問題ないものと、流産など早急に病院で処置や手術を行う必要のあるものがあるのです。



そこで今回は、妊娠初期の出血で特に心配な流産を起こす確率や可能性、その症状による処置や手術についてお伝えします。

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妊娠初期の出血!流産の確率や可能性はあるの?

まず、妊娠初期の出血の原因はいくつか考えられ、特に問題のないものと、早急に病院を受診する必要がある出血があります。



特に問題ない出血としては、妊娠4週頃であれば、受精卵が子宮内膜に着床する際にみられる「着床出血」が考えられます。

こちらは少量の鮮血がみられたという場合や、少量の赤黒い出血がみられたという場合等、人によって様々で、期間も1日だけという例や2〜3日続いたという方もおり、一定ではなく、着床出血自体みられなかったという方もいらっしゃいます。

また、妊娠4週以降では、膣のただれが原因で病院での内診やセックスの刺激で出血する子宮膣部びらん、絨毛膜の下に血液が溜まる絨毛膜下血腫、子宮頸管ポリープからの出血などが考えられます。

そして、早急に病院への受診が必要な出血としては、子宮外妊娠が挙げられ、卵管破裂などがあった場合、下腹部の激しい痛みと共に大量の鮮血の塊がみられることがあります。

また、流産の際も大量の鮮血がみられることがあります(出血などがみられない例も)。

そもそも流産とは、妊娠22週目までの間に妊娠が終了することを指し、妊娠の継続が不可能な状態です。

日本産婦人科学会によると、流産は全ての妊娠のうち約15%の確率で起こるとされ、その内約80%以上は妊娠12週までの妊娠初期に起こっています。

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そして、妊娠初期の流産の原因は胎児の染色体異常等が原因であり、治療法などはないのが現状です。

では、もし流産と診断された場合、どのような処置を行うのかという点を次にお伝えします。

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妊娠初期の出血!流産だった場合の処置は?手術もあるの?

妊娠初期に多い流産。

この流産には様々な状態があり、それぞれに名称があります。



☆症状による分類☆



稽留流産:胎児は死亡しているが、まだ出血や腹痛等を自覚していない状態であり、自覚症状がないので、病院で初めて確認されます。

治療法としては、入院し、子宮内容除去手術を行うのが原則ですが、外来で経過をみて自然排出を期待する場合もあります。

進行流産:出血があり、子宮内容物が体外に出てきている場合です。

こちらはさらに「完全流産」「不全流産」に分かれます。



☆流産の進行具合による分類☆



完全流産:子宮内容物が自然に全て体外へ排出された状態。



出血・腹痛は治まってきている状態が多く、経過観察で対処できることが多い状態です。

場合によっては子宮収縮剤を投与する場合も。

不全流産:子宮内容物の排出が始まっているが、まだ一部が子宮内に残っている状態です。

出血・腹痛が継続していることが多く、子宮内容除去手術を行う場合が多い状態です。

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妊娠初期の出血で流産の確率や可能性は?症状による処置や手術は?まとめ

今回は妊娠初期の出血での流産の確率、可能性についてや、流産の症状による処置や手術について簡単にお伝えしました。


上記にあったように、妊娠初期は特に出血、流産の可能性が高い時期であり、その原因は胎児の染色体異常など、対処ができないものがほとんどなので、実際のところ、予防法等はないのが現状です。

妊娠初期の方ができることは、ご自分の体を大切に、リラックスして過ごすことでしょう。

出血等、気になる症状がみられた場合は、病院を受診し、処置の必要があるものなのか、医師に相談するようにしてくださいね!